看護師の残業

新人は残業が当たり前だという風潮が、看護師の世界には長くありました。新人のみならず、看護師であれば基本的に残業をして当たり前だという風潮も、長いあいだ当たり前にありました。果たして、その風潮は今も生き残っているのでしょうか?あるいはそもそも本当に、新人は残業をして、あるいは看護師は残業をして、当たり前なのでしょうか?

■残業に対する風潮は、確実に変わりつつある
結論から言いますが、現状は改善しつつあります。まだまだ残業が文化として残っている病院もありますし、残業代がなければ生活出来ないと考えている看護師もたくさんいます。

それでも、現状は改善の方向へ向かいつつあり、新人でも残業がほとんどなく帰宅できる病院も増えてきています。

その理由は大きく分けて2つあり、
1、病院の側も、経営を考えて、残業代の経費を払いたくないと思っている
2、 いかに部下に残業をさせないかが、査定の物差しの1つになってきている
からです。非常に明るいニュースなので、もう少し詳しく見てみましょう。

1、病院の側も、経営を考えて、残業代の経費を払いたくないと思っている
前提として、病院の側は残業代を払いたくないと思っています。余分な経費が掛かるからです。経営者からすれば、看護師に払う残業代は出費になるので、できれば抑えたいと思っています。残業をさせておきながら、サービス残業をさせている悪徳な経営者もいますが一方で、経費削減を兼ねて業務形態を改善し、できるだけ残業代が発生しないような環境を整えようとしている経営者も実際にいます。残業が減るという一点において、経営者と労働者の利害は一致しています。

そうした院長が出てきただけでも変化ですし、明るい兆しです。いつの時代でも優れた経営者は少ないので、今すぐあなたの病院が変わるとは中々考えられませんが、いい経営者にバトンタッチが行なわれれば、あなたの病院もあっという間に変わります。

2、いかに部下に残業をさせないかが、査定の物差しの1つになってきている
経営者は自分で現場に降りて、新人の教育まで出来ないので、各現場リーダーにその仕事を任せます。その現場リーダーは、人材を上手に活用し、やる気を引き出させ、能力を開発し、業務を効率化するように上層部から求められています。

しかし、勢い余って残業を部下に強いれば、結果的に残業代が発生してしまいます。経費の余分な発生です。現場のリーダーは病院の上層部から、残業代をかけないでいかに業務を効率化させるかという難題を預かっているのです。

単にダラダラと働かせるのではなく、決まった時間内でいかに必要以上の仕事量をこなしていくか、そのマネジメント能力が、現代は現場リーダーに問われ始めています。明らかに、時代は変わりつつあります。

■あなたの病院が変わらないなら、移るという選択肢もあり
現在残業に苦しんでいるあなた、新人は残業が当たり前、看護師は残業が当たり前という言葉に、だまされてはいけません。あなたはあなたの人生を生きているのであって、病院の存続のために自分をいけにえとして差し出しているのではありません。

関係は対等です。仮にあなたの勤務先が全く変わる気配がないのなら、転職を考えてしまった方が、良いかもしれません。「残業させてすまない」という態度が上層部から見えれば少しは頑張れますが、「残業は当たり前でしょう?」という空気が職場にあるのなら、最悪です。選択肢はたくさんあるので、ハローワークや転職支援サイトなどを利用して、残業が0の職場に移りましょう。

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